無相教会 花園流御詠歌 所作のすすめ

無相教会 花園流御詠歌 全曲集

ここに紹介する花園流無相教会の御詠歌は、すべて聴くことができます。
無相教会がさらに発展して仏法が世界に広まることを願って公開しているものであり、
本山公式のページではないことをご了解の上、お聴き下さい。

御詠歌とは

私の人生に 何かひとつ
    輝くものを 残したい

御詠歌とは「讃仏歌」とも言われ、鈴と鉦の美しい響きとともに仏様とその教えを讃えてお唱えするものです。お経の内容を分かりやすく表現したものなので、真心を込めてお唱えすれば、仏様やご先祖様に対するご供養にもなります。
 また、仏教や禅の深く尊い教えが、誰にも分かる親しみやすい言葉で表現されていますので、お唱えするうちに仏様の教えに自然に親しむことができます。
 「仏教や禅は難しくてわからない」と思っている方でも、御詠歌に親しむことで、仏の教えを知ることができるでしょう。
 また、最近では様々な楽器とのコラボレーションによる、新しい御詠歌の試みも行っています。

花園流御詠歌の歴史

 大正時代初期、従来の巡礼歌を脱皮し、弘法大師帰依を浄らかに詠いあげたことで、民衆の心の琴線をゆさぶった新しい詠歌「大和流御詠歌」が誕生しました。
 これに関心をもった岩田貞雲流祖が、かたく男性的な動きで唱える大和流に対し、柔らかくまろやかな所作に発展させたのが「花園流」御詠歌です。妙心寺龍泉庵・釈仏海老師の新作であった「三和讃」「三詠歌」に所作、及び節付けをして、昭和11年、無相教会の前身となる大慈教会が結成され、昭和25年には、名を「花園流無相教会」と改められました。
 花園流御詠歌「無相教会」は、全国の妙心寺派寺院で広く行われています。練習の中で仏祖の教えを学び、信心を深めることは言うまでもなく、一曲一曲覚えていく楽しみ、仲間との談笑、生活の励み、ストレス解消など、今までにない生き方が見つけられ、会員になった喜びが多く語られています。さあ、共にひとつの道を歩んでいきませんか。